田中佳医師 Coronaに想うこと

田中佳医師による新型コロナウイルスに関する記事

Coronaに想うこと

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Corona問題が取り沙汰されて久しく、政府が混乱し、社会が混乱し、世界が混乱し、ネット上でも色々な方が発言しておられます。遂に私も😏

 

 

色々なことが分かってきました。未知の存在ですから当面はカオスの中でありましょう。そういう私もその中におります。はい。で、なるべく事実に基づいて経験値や知識や偏見をまぜまぜしながら書き連ねました。もちろん、間違えた点が認識されれば加筆や訂正を適宜いたしますが、必要なところがあれば持っていって使って下さい。

 

 

新型だから誰も免疫を持っていない :これはCoronaに限った話ではなく、至極当然のことです。経験的に1人の人が何度も風邪を引いたりインフルエンザに罹患するのは、常に新型に変異しているからです。麻疹に一度罹ると生涯再発症しない(100%ではない)のは変異が殆ど無いことを意味しています。病原体は環境適応能力が高く、生き残るために変異する輩が多いのです。要は、たくさんある風邪のウイルスやインフルエンザは常に新型であり、予防接種は根本的に作れないという原則がありますので、最終的にはその人の免疫力が発症を抑えられるか、否か、が全てであります。

*なぜか激しく変異するインフルエンザウイルスの予防接種は世に存在しています

 

 

発症しない10〜30代が感染を広げる :これは言いすぎですね。正確には「免疫力の高い人が発症せず、気づかぬまま感染を広げる」のであって、それは年代に限った話ではありません。この論理はあくまでも比率の問題で、若者の方が元気で発症せず行動範囲が広いから言われているのであって、元気な中高齢者も感染をちゃんと広げています。

*新幹線に何度か乗っていますけれど、NOマスクで激しく咳をしている人には何度か遭遇しています。花粉症かもしれないけれど。。。

 

 

重症化するのは高齢者 :これはCoronaに限った話でもなければ、今に始まったことでもありません。医療現場では大昔からの基本的な経験値で当たり前のことと言えることなのです。Coronaに限って高齢者が重症化しているわけではありませんので、改めて騒がないで欲しいと全ての医療人が思っているのではないでしょうか。インフルエンザは毎年1000万人ほどが罹患し、500人〜3000人/年の死者を出しています。

 

 

重症化するのは持病もち :これも医療現場では普通のことです。持病とは免疫力を損なうような病気が慢性化していることを指します。まあ高血圧で免疫は下がらないでしょう。糖尿病は覿面(てきめん)に免疫力が下がるので要注意です。自己免疫疾患の難病やアトピー性皮膚炎やアレルギー性の病気でステロイドを使い続けている人の免疫は弱っているでしょうから、要注意なのは当然となります。免疫抑制剤はその名の通りなので要注意です。抗がん剤も免疫は極端に下がっているので同様です。

 

 

手洗いの励行 :手洗いはそれなりに意味はあります。ただ、何かに触れたら手洗いを充分に行う必要があるが、それができる人は殆どいない、ということです。電車の手すりを掴む度に手を洗う、ドアノブに触れる度に手を洗う。しかも20分念入りに洗う。難しいでしょう。どれだけの人ができるのでしょう。手袋も同じで、触れる度に洗うか取り替えないと意味はありません。アルコールを使いすぎて手が荒れてしまえば感染が容易になりますから本末転倒です。

 要するに、徹底的な手洗いの励行を全国民に課すことは非現実的であるわけです。故に、現実的には殆どの国民が感染を広げながら出歩いていることになります。手洗いを!と言うことは簡単ですが、外出先では不可能に近いのが現状だということです。しかし無意味ではないので、できる範囲で実行しましょう。

 

 

マスクの装着 :これは元々発症者が装着するのが基本であるとWHOが宣言したように、発症者が無闇に飛沫を広げない為のエチケットマスクが本来の意義となります。エチケットマスクが基本の欧米でマスクをしていると「発症者」という認識になるのは当然なのです。手術室で術者がマスクをするのは内臓むき出しの無菌領域に術者の飛沫をまき散らさないためです。

 侵入防御という観点では、そもそも隙間だらけのマスクで小さすぎるウイルス侵入を防ぐことは不可能だということです。そして、マスクをし続けたら外部は汚染されます。その汚染部分に指が触れたら感染は広がります。それはマスクの当たっていない顔や頭も同じく汚染され続けていることを忘れてはなりません。その汚染された手指で目を擦ったり、口に触れれば体内感染は成立するのです。

 もし感染者がマスクをしたままくしゃみや咳をすれば、自分の額や頬にウイルスがべったり付着します。そこを指で触れれば手指は高濃度汚染され、その手で触れた分も汚染するので感染は拡散していきます。

 また、出歩いて思う事ですが、正しくマスクを装着できている人は半数程度です。正しい装着方法を知りましょう。だからマスクは無意味かというとそうでもない。鼻腔内の湿度が保たれることには意味があります。加湿器と同じ論理です。あとは、小まめに温かい飲み物で水分を摂るようにして鼻口腔内の湿度を高く保つことで発症はかなり防げるだろうと予測できます。

*人は無意識に1日に800回ほど顔を触るという話がありますが、意識してみるとかなり触れていることが分かります。感染は到底防げません。

 

 

感染経路が不明の例 :新型コロナは接触感染が中心らしいことが言われています。上記のことを知れば感染経路が不明の発症者がいるのは当然の成り行きであることが分かります。しかし、飛沫感染(エアロゾル感染)もあるのは世の結果を見れば分かることです。店頭で接客するだけで感染となると、接触だけでは難しい感じです。タクシーに乗って感染するには、直接触れ合う時は料金の受け渡しくらいしかチャンスは無いので、接触感染だけでは無理がある感じです。やはり空気中に漂うウイルスがいたのでありましょう。

★感染拡大を防ごうとして9999回成功しても、たった1回失敗すれば清潔は無に帰すのです。それを全国民に徹底することは不可能である、ということです。

 

感染リスクが高い環境 :報道されているように濃厚接触すればCoronaに限らず、あらゆる感染を起こします。ですから、世のあらゆる人が対象となります。これを遵守するとあらゆる交通機関を利用できません。飲食店はほぼまともに営業できません。映画館やライブを中止するならば、パチスロなどの施設も閉鎖すべきでしょう。一切の野外活動を禁止する戒厳令を出さなければならなくなりますが、そうすれば経済活動は停止して国が破綻するでしょう。故に、無理です。既にCorona倒産が出始めています。

 

 

感染と感染症と潜伏期間 :感染は病原体が体内に取り憑いた状況です。感染症は病原体が増殖して臓器や組織を破壊し始めた時に起こる症状を持って「発症」と呼びます。その間は潜伏期間と呼ばれます。潜伏期間中も病原体は増殖を続けていますが、免疫力が頑張って封じ込めをしている最中です。それに失敗すると発症し、成功すると無症状で経過します。

*不顕性感染:症状を出さず病原体を持つ人(免疫力の高い方とも言えます):殆どの方がこれに相当するので感染拡大を防ぐことは難しくなります。

 

 

ダイアモンド・プリンセス感染拡大 :内部を完全に感染エリアと健全エリアに仕切ることなく密閉空間で3000人が暮らせば蔓延するのは当然です。当初からエリア分けをすべきだという指摘はされていました。それができていなかったので、利用者間でも感染は広がりました。更にスタッフが花から花へ花粉を運ぶように感染を拡大したであろうことは、スタッフの感染率の高さから見て分かります。更にストレスにより免疫力は低下し、発症者を増やしたとも言えます。あれだけ大きな船なのですから、上下で分離することは可能だったのでは、、、などと船の外から思っていました。済んだことなので、この先の教訓になるといいなと思います。

 

下船者が発症 :いくら下船時に陰性だったからといっても、下船直前に感染したら何の意味もありません。いつでも感染するチャンスがある状況でしたから。故に、下船後の2週間隔離が必要だったのに、公共交通機関を使って帰宅させました。更に、途中で色々立ち寄って飲食もしていました。

 あと、PCR検査の特性をDr.Mがブログで書いていましたが、陽性は確実に黒だが、陰性は精度が甘く白とは言えないとのことであり、尚更、隔離は必要でした。アメリカ人乗客のように帰国後に軍の施設で2週間隔離をすべきでした。済んだことですけど。。。国の対応のずさんさを世界にさらしてしまい、日本は信用を失っているという状況です。

 

 

厚労省職員の乗船 :スーツ姿でマスクと手袋のみ着用。で、床に這いつくばる写真がTVで放映されました。ネクタイも床にべったり付いてました。この1枚の写真で厚労省職員が感染のド素人だということが分かります。これでは手袋でも素手でも変わりありません。わざわざ乗り込んで感染を拡大させたに過ぎないでしょう。そして、そのまま省内に戻ったとの報道もありました。表沙汰にはできないでしょうが、もしそれが本当ならば、きっと省内は大量の感染者が出ていることでしょう。

 

 

治療薬の可能性であるアビガン :完全なる私見偏見ですが友人の薬剤師に聞いた所、自分なら副作用が凄いから使いたくないと言っていました。添付文書を読む限り、気軽に使うことはお勧めできない薬剤と言えるなあと感じています。使う前に読んでおこう。なんか、、、無闇に飛びつくと薬害の可能性が高まる気がするのは気のせいでしょうか。もしそうなると本末転倒となりますので、医療側と国がコントロールを厳密にした方がいいような気がします。

アビガン添付文書 副作用の記述が少ない点が気になります。

 

 

軽い症状の場合は在宅療養 :これもCoronaに限った話ではありません。なぜならば、身体の全ての力を免疫に集中させる必要があるからです。動き回ってストレスにさらされて外出して免疫の力を削いではならないからであります。弱った体力を使って受診し、数時間ソファーで待たされ、感染の巣窟へ出向くことにどこまでの意味があるかを考えるチャンスです。そして、Coronaも風邪も病原体を死滅させる薬剤はないということでもあります。本来の姿になることは良いことだと感じます。

*インフルエンザはそれっぽい薬物があります

 

 

発熱したら解熱剤 :数百万年培われてきた生体防御機構の1つとして発熱があります。それは病原体の殆どは熱に弱いからだということがDNAに刻まれていることを示しています。無闇な解熱剤使用は全身に蔓延した病原体一斉掃討作業を停止させてしまうことになりかねません。報道されているように発熱が4日以上継続する場合は自力で治癒させる力がないと考え、医療機関の受診を要するのは妥当です。高齢者や持病がある場合は2日以上で判断するというのも妥当です。

*Coronaの場合は先ずは保健所へ相談です

 

 

以上のことから総合的に考えますと、どんなに頑張っても感染を防ぐことはできない訳ですし、やることとしては、今までのインフルエンザ対策と大きな差はないということであります。インフルエンザ対策とは、一般的な感染症対策のことでもあります。いま世間で言われていることをできる範囲内で行う、ということです。ヒステリックに手の皮を剥くほど洗う事ではなく、日に百回手を洗うことでもなく、手荒れするほどアルコール消毒することでもなく、しゃかりきにマスクを買い求めることでもなく、国民総引きこもりをすることでもない、ということかと。ある程度のマナーがあれば良しとする社会の沈静化を待たなければなりません。

 

 

今回は政府も絡んで大々的にCorona問題が広く告知されたので対策が目立っているし、報道各社もヒステリックなほどに報道しており、また全世界がそれに反応している感じであります。人々に潜在する未知への恐怖は差別を生みます。その人の本性が露わになりますね。知人友人を見極めるチャンスにはなります。

 

 

ということで、本来行う対策では到底防げないわけですから、まあ、ある程度は意識的に感染拡大予防行為を行いまして、中心となるものは本人の免疫力を如何に落とさないか、ということであります。日頃からの健康貯金生活を心がけることが最善なのです。

 

 

免疫を落とさない為の方法は「生活の健全化」であり、そのノウハウお話は常に講演会でお話ししていることであり、書籍へ書き綴っていることでもあります。私の話しを聴いたり、書籍を読まれた方は慌てていないはずである。本質を捉えれば、世間の情報に揺らぐことはなくなります。

*講演会は軒並み中止となっております

 

 

NHKのサイト

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/protection/?tab=1

 

 

書籍:

 健康自立力(廃刊)

 続・健康自立力(廃刊)

 あなたが信じてきた医療は本当ですか?(評論社より販売中)

 

各種相談は田中のホームページより:https://capybara-tanaka.com

 

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※新型コロナウイルスに関して まとめリンク

2020.03.07 Saturday  
新型コロナ・ワクチン | comments(0) | -  

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