本間医師 新型コロナウイルスについて その18

『世界初の健康人を対象にした抗体検査の中間報告が出ました』

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連の速報です!!

 

ドイツのガングルト町(人口12529人)の約1000人(2月15日の時点)に対して行った結果です。
https://www.land.nrw/sites/default/files/asset/document/zwischenergebnis_covid19_case_study_gangelt_0.pdf

https://www.land.nrw/de/pressemitteilung/uebergabe-erster-zwischenergebnisse-des-forschungsprojekts-covid-19-case-cluster-0

 

この検査は(IgG)抗体をもつかどうか(つまりすでに感染しているかどうか)をみたものです。この検査の特異度(間違えない率のことで正確には陰性の人を間違えて陽性にしない率)は99%以上とのことです。

・結果は全体の約14%が(IgG)抗体陽性でした。
・PCR検査の陽性者は2%です。
・両方合わせて、(重複を除いて)全住民の約15%がすでに新型コロナウイルスに感染していることが明らかになりました。

 

この結果から計算される致命率は約0.37%です。

 

この時期のドイツ全体の正式な致命率(日本と同様にPCR検査により確認された)の報告は1.98%です。
つまり、本当の致命率は現在発表されている正式な報告の1/5以下になります。致命率はその病気の重症度の最も重要な目安になります。

 

注意すべき点は、

  • この報告は中間報告(全体の約半分)である
  • 速報なので細かい数字や内容などは不明
  • 調査は継続中であり、正式な報告は後で出てくる
  • 小さな一つの町での調査であり、ドイツ全体(さらに日本に)にそのままは当てはめることはできない

 

以上のことを考慮しても、明らかに言えることは

  • COVID-19の正確な致命率は現在の正式な報告より大幅に低い
  • 不顕性感染がとても多い
  • すでに多くの人が感染し、無症状のまま治っている可能性がある

(PCR陽性者が少ないのは、すでに過去の感染だからです)

 

前回の記事にも書きましたが、抗体検査の結果によっては、大きな不安を除くことになると思います。さらに、今やっている対策のほとんどすべてが実は不要になる可能性もあります。現在、何よりも必要なのは、冷静になるための安心感だと思います。

 

・今回の記事と同様の内容の私の記事は以下になります。
『一刻も早い抗体検査による大規模調査を希望します!!』

 

・抗体関係の私の他の記事は以下になります。
『COVID-19に対する抗体検査が、あらゆる問題解決の糸口になる!』

 

『抗体検査は免疫がついているかどうかの判定に使わない方がいいという意見に対して』

 

『アメリカで開始!日本でもやはり1日も早い大規模な抗体検査を希望します』
 

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※新型コロナウイルスに関して まとめリンク

2020.04.17 Friday  
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