今度の参院選 真の争点は憲法改正

今日はちょっとシリアスな話です

書こうと思えばきりがない話ですので、極限までシンプルに書こうと思います

 

でも、少し長いです

読む気出さないと、読めないかもしれない

なので、時間あるとき、じっくり読んでほしいです

 

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現代社会は

 企業⇄政治家・政府

がギブアンドテイクの関係

 

・企業→政治家 お金と票

・企業←政治家 規制緩和&減税

 

例えばトヨタ

トヨタ→自民党への献金 2010年から3年間で1億5420万円

トヨタの国内法人税 2008年から5年間 ゼロ! 

 

図表で見てみます

大企業の自民党への献金

企業献金、上限が年間1億円までだそうです

経団連歴代会長を輩出した企業は、トップ10に入ってますね

 

で、大企業の法人税減税がこちら

その他の記事を含め、拡大はこちらをクリック

例えばトヨタは1193億円の減税です

7千万円ぐらいの献金 ⇄ 何十億円、何百億円の減税

 

で、法人税減税しちゃうと、国の財源が減っちゃうので…

消費税増税! という流れ

極めてシンプル、わかりやすいですね

 

大企業優遇すると、財源が減るので社会保障費が減ります

これ、一例です

こんな感じで、年金やら健康保険やら教育費やら福祉やら、どんどん減額されています

 

政治って、実はむちゃくちゃ生活に密着していますね

国会のパワーバランスって、本当に大切です

 

で、今回の参議院選挙

これ、マスコミではあんまり話題になっていないみたいなんですけど…

本当の争点は「憲法」です

 

憲法って、国の暴走を抑えるためにあるんですね

国家が国家権力を使ってやりたい放題できないようにするのが、近代憲法

「立憲主義」とかって言います

この憲法があることによって、私たちの人権や生活は守られています

 

これ、企業有利の社会作りをしていくのに、ちょっと邪魔なんです

だって、「私たちの労働環境を整えろ! 人権を守れ!」と言われたら、規制緩和しにくいじゃないですか

できれば「基本的人権とかを制限していきたい」

権力者はさらなる権力を求めますので、こう考えても不思議ではありません

 

何はともあれ「憲法を書き換えよう」という動きが活発化してきています

自民党 憲法改正推進本部

 

この自民党の憲法改正の案(日本国憲法改正草案)が「かなりヤバイ」と話題になっています

簡単に言うと、こうなっちゃう感じ

国を縛るはずの憲法が、国民を縛るものになっちゃっている

 

そんなばかな、と思うかもしれませんが…

たとえば昨年通った安保法案

「集団的自衛権の容認」は、ず〜っと「憲法に反する」という理由で通りませんでした

憲法が国、政府を押さえ込んでいたわけです

絵でいきます

憲法で国のことを制限していた(他国で戦争できないようにしていた)のに…

昨年、力づくで通っちゃいました

憲法を無視して、通しちゃった(他国で戦争できるようにしちゃった)

 

これ、まずい流れです

かなり暴走しています

国民そっちのけ、法律もそっちのけ…

まさに「無法国家」となっています

言い過ぎではありません…

 

今度の選挙で改憲勢力と呼ばれる党が議席の2/3とると「日本は改憲にむかう」と言われています

 

その改憲、自民党は「緊急事態条項」から始めようとしています

「緊急事態条項」??? という方は… 下記動画を見てほしい

緊急事態条項に関しての動画

緊急事態発生→緊急事態宣言→人権ストップ→議会ストップ→独裁政権誕生

「憲法を悪用すると、ここまでいく」という特集

時間あるとき、見てほしい

 

改憲勢力は

・自民党

・公明党

・大阪維新の会

・日本のこころを大切にする党

・新党改革

 

改憲反対勢力は

・民進党

・共産党

・社民党

・生活の党と山本太郎とゆかいな仲間たち

 

今回の参院選、改憲になりそうで「かなり危ない」と言われています

政治に関してよく知っている人ほど、焦っている状況です

強い強い危機感を持っている人が、実はたくさんいます

僕もその一人

 

で!

まずは憲法に関して、憲法改正の動きに関して知ってほしいと思っているんですね

これね、本当に知ってほしいんです

 

政治って、本当に生活に密着しているんです

政治に無関心や無知だと、企業と政治家にやりたい放題やられちゃうんです

 

安倍政権って、本当にやりたい放題やっているんですが…

そのおかげで政治に関心を持つ人が、爆発的に増えてきました

私たちは、そろそろ政治にも関心持って、我が事として向き合い、活動を始める時期に来ていると思うんですよね

 

そういう人がどんどん増えないと、どんどん首が締まってきます

いつ、動き出しますか?

うんざりし尽くしてから、動きますか?

もう、かなりしんどくなってきているはずですよ

知って、仲間を増やし、運動していく、そういう事態に直面しています

 

「日本国憲法」

内容を知ると、ステキな法律だな、とわかります

まず知って、それから自身の考えを深めて、自分なりの答えを出していきたいものです

 

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伝わったかなぁ

伝わってほしいなぁ

 

僕だけのことじゃないんです

あなたのことでもある

あなたの家族のことでもある

あなたのお子さんのことでもある

 

憲法は、日本で暮らすもの全員に関わる、一大重大事なんです

これが、実は今回の選挙の結果にかかってきちゃっている…

 

まずは、憲法について、そして自民党改憲草案について、知ってほしいです

「自民党改憲草案」で検索してみてください

30分でいいので、調べてみてください

 

そして、選挙に行く

自分の思いを票に託す!

 

よろしくお願いします〜

 

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憲法に関してのドキュメンタリー映画があります

不思議なクニの憲法

見る機会があったら、ぜひ見に行ってください〜

 

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「不思議なクニの憲法」

憲法には「私はどう生きるべきか」が書いてある。

 

この映画は、憲法論議が政治によって進められるのでなく、
主権者である 私たち国民の間に広がることを願って
つくられたものです。 

 

国のかたちをきめる憲法に、
誰もが当たり前に関心を持ち、
正しい知識を得、 
そして理解を深めるために、
歴史的事実を重んじながら 
「意見」よりも日常に根ざした「人びとの声」に耳を傾けます。 

 

怒りや憎しみから出発する議論は広がっていきません。 
対立よりも冷静な選択を—。 

 

私たち一人ひとりが個として大切にされる自由な社会を守りたい。 
映画にメッセージがあるとすれば、その一点の「希い」のみです。

 

<映画の内容>
●立憲主義って何?
●歴史に学ぶ(敗戦から日本国憲法の成立まで)
●Peopleを主役に(国民主権) 
●侵されてはならぬもの(基本的人権の尊重)
●封建的家族制度からの解放(男女平等) 
●進む憲法の空文化(9条・戦争放棄をめぐって) 
●戦後の日米外交史
●沖縄は憲法を手にしているか
●未来に向けて—18歳選挙権と若者の政治参加 
●そしてあなたは何を選ぶのか?(自民党の改憲案・護憲派の主張・護憲的改憲派からの提案)

 

 

 

2016.06.22 Wednesday  
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